世界の国境を歩いてみたら…【南アフリカ×モザンビーク編】
国境ハンターの万里紗(女優)が南アフリカとモザンビークの国境へ。
南北におよそ475キロの国境線が敷かれている南アフリカとモザンビーク。国境ハンターは南から北へと、国境をひたすらに歩く。南アフリカ側の国境の町〝コマティポート〟に入ると、メインストリートの市場は南アフリカ・モザンビーク両国の人々でごった返していた。そこにには、日本でもお馴染みのあの食べ物が。最初の検問所〝レボンボ国境検問所〟では、通常スマホの写真撮影さえも禁じられている国境の聖域・イミグレーション(出入国審査)の現場に、国境ハンターと番組カメラが潜入!出入国の様子をリポートする。モザンビークに入ると、景色は一変。内戦と干ばつで貧困に苦しむ人々に出会う。さらにハンターは、モザンビーク側の国境の町〝レッサノガルシア〟へ。国境で出会った子どもたちから、南アフリカとモザンビークが貨物列車で繋がっていることを知らされる。貨物列車は南アフリカで採れた鉱物を、レッサノガルシアから首都〝マプート〟を通じて、全世界(日本を含む)へと輸出していた。国境ハンターはその鉱物の足跡を辿り、モザンビーク側の首都・マプートへ。そこはまさに建設ラッシュ!現在建設中の巨大な橋には、中国企業の存在が…。再び、南アフリカ側へ。実は、南アフリカ側の国境の大部分は〝クルーガー国立公園〟になっていて、百獣の王・ライオンや、アフリカゾウ、キリンにシマウマにバッファローなどを間近で見ることができる(※基本的に車内から)。国境ハンターが国境に沿って北上していると、ゾウ博物館を発見。減少するアフリカゾウをなんとかしようと、国境フェンスを設置。モザンビーク側にもアフリカゾウを分散させる特別ミッションが行われていた。ところが、これを悪用した犯罪も…。南アフリカとモザンビークの国境を歩いてみたら、国境が動物の生死を分けている悲しい現実と、そこでたくましく生きる人々の姿があった。
放送日時:2018年6月15日(金)18:59~20:58
放送局 :BS11
ナレーション ピエール瀧
AD 伊野航
ディレクター 小島典浩
プロデューサー 奥村健太
制作協力 メディア・ワン